→ 研修は近未来の事前体験。想定される近未来があるのなら、数多く設定された方が良い。
→ テキストのコンセプトは「研修後に見返すとより理解できる」です。
→ 外資型生保で味わった職場内研修の効果
最初に「藤本さんに頼んでいる研修を内製化したい」と言われたのはかれこれ20年ぐらい前である。聞いた当初は「仕事が無くなるのかぁ」とあまり嬉しくなかったのを覚えている。でも理由を聞いて少し考え直した。「このクレーム応対研修は非常に良いと思うのです。テキストも整っているし、コンセプトも明快だと思います。多くの社員に伝えたいのですが、それだけの時間を取るのが大変なので内製化したいのです」というものだった。何度か述べているように私は研修講師になったときに「研修プログラム、テキスト、その他の資料を全て自分で作れるようになる」という目標を立てて実践してきた。それは自分の知識を確かにするためだったのだけれど、この時に自分が身につけたテキスト制作スキルの違った役立て方を知った。ある一定以上の完成度を持ったプログラムは研修内製化支援に役立てられる。このように考えた。
そう言えば、外資型生保では新人販売員に対する研修は営業所長が支店内でしていた。所長は教えるための研修を受けて所長になっていた。所長になる条件は研修インストラクターが出来ること、であった。この仕組みは学ぶという意味でかなり効果的だったことを覚えている。
早いもので2021年10月で63歳。元気ではあるものの、次世代に渡せるものは渡していくべき年齢となった。「よし、内製化支援のために何かをやろう」。今年からきちんとやることにした。レッスンプランも付けるので、初回すらも私を呼ばなくても実施できると思う。まずは長年、携帯電話会社や自動車会社、ガス機器販売会社などにお世話になり、磨かれてきたクレーム応対研修から。4×4(フォー・バイ・フォー、と呼びます)クレーム応対術。クレームをご指摘と呼ぶ会社も多いのだが、準備するのはクレーム応対研修。このクレーム応対研修は携帯会社でeラーニングコンテンツにしてもらったこともあるプログラムで自動車会社やガス機器会社などでも愛用されてきた。テキストを読むだけで応対者のクレーム応対に資する自信がある。別にプロの方が使ってくれても構わない。クレームに対する適切な応対法を広めて、世の中を良くしたいと思う。クレーム応対研修から始めて提供するバラエティーを増やしていきたい。日本社会、働く人々に受けた恩義、生かしてくれた恩義を返していきたい。
まず、ご契約時にこのクレーム応対研修の知的所有権が当社有限会社オーバルマネジメントに属することを認めてもらうことと購入されたお客さまの使用範囲を定めることを主とする覚え書きを締結することを条件とします。
お振り込み確認後に以下の条件で提供します。